【キモノ】久しぶりのお茶でした。
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[曇り]
朝から寒いので、まずはいつものウールに着替えてから活動開始です。
ホットカーペットに座ってMacでブログを書いていると、指先がかじかんできちゃいました。ううむ、室内も寒くなってきているのかも……。
先日、友人よりお茶のお誘いをいただいたのだけど、時間に余裕がなく断念。あとで、会の様子をLINEしていただきました♪
お菓子は、赤坂にある「御菓子司 塩野」菱葩餅と干菓子。菱葩餅というのはいわゆる「花びら餅」のことで、始まりは裏千家の11代目玄々斎が「御粽司 川端道喜」に相談して初釜用の主菓子(御菱葩)として作ってもらったもの。ほか由来については、「茶寿器(ちゃじゅのうつわ)」で有名な京都の和菓子屋さん「甘春堂」のサイトに詳しく紹介されていますが、http://www.kanshundo.co.jp/museum/yogo/hanabira.htm
半月の白い求肥からほんのり紅色が透けて、なんとも雅な姿の和菓子です。。。ちなみに表千家の初釜用の主菓子は常盤饅頭という薯蕷(じょうよ/上用)饅頭です。
お軸は「閑坐聴松風」(かんざして しょうふうを きく)。
「閑坐」というのは、心閑かに座ることです。
芳賀幸四郎芳賀幸四郎『新版一行物―禅語の茶掛〈上巻〉』では、その座る場所は、樹下石上や清浄な禅堂や、閑静な茶室えなければならぬことはない。わが家の茶の間であってもよい、と語ります。
また「松風」も、松籟だけとはかぎらない。杉風でも欅の鞘を揺るがせる風の音でもよいし、茶釜の煮えの音(まさに松風)でもむろんかまわないと。
問題は「何を聴くか」だとおっしゃっています。
心の耳で聴き、肚でよく味わってしみじみ聴くこと。そして松風の音を通して宇宙の大生命の息吹を聴き、それと合一する境に遊ぶことだと!
最近、なにするわけでもないのに忙しく感じていましたが、このお軸を読み、ふと「忙中閑(ぼうちゅうかん)あり」という言葉を思い出しました。少しの間でよいので、静かに座って心の耳で松風を聴くゆとりを持てるように過ごしたいものです。
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[晴れ]
今月も友人と共にキモノを着て和を楽しんできました。
今日の色紙は「日々是好日」をご用意しました。
雲門禅師の言葉でして「その日一日をただありのままに生きる、清々しい境地」だそうです。
好日の「好」も好き嫌いではなく、積極的に生きる決意の「よし!」なのですよ。
[黄檗宗 少林山]HPより http://www.daruma.or.jp/zen/detail.html?zen_id=11
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[曇り]
今日は七十二候の「寒蝉鳴(ひぐらしなく)」。ひぐらしが鳴き始める頃です。
今日は月記念日だというのに、お出かけしてしまったよ。
今日は着物で友人と集まっていました。
今日の色紙は、清風動脩竹(せいふう しゅうちくをうごかす)。「脩竹(細長い竹)がさわやかな風に吹かれてさらさらと、葉鳴りの音を立てている」という意です。
風で竹林がサヤサヤと音をたてることで、人はいろいろ感じるのではないでしょうか。たとえば、竹があるだけでは感じなかった清涼感とか。ものの関わりとか、静と動とか、自然は本当にいろんなことを教えてくださいますね。
菓子は、厚木の和菓子屋「菊屋政房」銘は「桔梗」「ひさご」などなど。人数分なくてみんなバラバラですみません!
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今日は、七十二候の「腐草為蛍(かれたるくさほたるとなる)」。腐った草の下から蛍が生ずるという意。
夜には雨になるというので、とりあえず湿気に強い生地のきものを着ておでかけしました。せめて帯のほうは、トマトやキュウリなどの野菜柄の染九寸帯という、今日締めないと来年まで出番がないものを頑張って締めたのでした。
【帯/045】http://kimono-wonderland.cocolog-nifty.com/blog/2010/08/0452-e0ee.html
今月の主菓子は、如水庵の「小さなトマト大福」でした。ごちそうさまです♪
http://www.josuian.jp/products/daifuku04/
お店のサイトで《熟したフルーツミディトマトを自家製白あんと柔らかいお餅で優しく包み込みました。》と紹介されている通り、ジューシーで甘いトマトと白餡は相性バッチリでした。
←ひと口いただいたところ。
ちょっとリアルすぎか(汗)
今日のお棚は桑小卓です。香炉卓であった桑小卓を、表千家七世・如心斎(じょしんさい)が、点前用に用い始めたといいます。
桑の若葉が伸びるのは5月~秋にかけて、梅雨明けの時期に最も良く伸びると言われ、そのため桑小卓は特に6月7月に用いられることが多い小棚です。
決まりではないですが、桑小卓には平建水とサザエの蓋置が良く使われます。(唐金の平建水は七代如心斎好み。)
蓋置といえば、有名なものとして千利休が選んだとされる七種類の蓋置というのがあります。
「栄螺(さざえ)」のほかに、「蟹(かに)」「一閑人(いっかんじん)」「三人形(みつにんぎょう)」「五徳(ごとく)」「三つ葉(みつば)」「火舎(ほや)」で七種類。
「栄螺(さざえ)」の蓋置は独特なかたちをしているので、扱いも少し特殊です。
基本的に口を上にして使いますので、建水に仕組むときも口は上にして横向きに、尖った貝の先を火の方に向けるように仕込んでおきます。お棚に飾るとき打ち返して口を下にむけますが、同じく尖った貝の先を火の方に向けておくのです。
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[晴れ]
若葉薫る初夏。友人に誘っていただき、広尾にある祥雲寺での節句茶会(薄茶2席・会費3000円)に行ってきました。「お子様連れ参加大歓迎。初心者の方でも気軽にお茶に楽しんで頂ければという趣旨でおこないます。」というだけあり気軽なムードのお茶会になっていました。
早めの夕方、新宿でファン交のスタッフでミーティングをしました。
場所は新宿の「珈琲貴族エジンバラ」。
店内の空きスペースを有効活用し、本棚を設置し古書を提供してくれているのですが、この古書販売プロデュースを担当しているのが、古書いろどりさんなのです。馴染みのある本がズラリ。なんだか不思議な気持ちになりました。
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色紙は「平常心是道」(へいじょうしんこれどう/びょうじょうしんぜどう)。
宋代の禅匠趙州和尚が師の南泉普願禅師の問答に由来し、「如何是道」とたずね、その答えが「平常心是道」でした。
【参考】
「少林山」HP= http://www.daruma.or.jp/zen/detail.html?zen_id=24
「西光寺」HP= http://www.saikoji.net/houwa/houwa0903.html
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