【日常】ひさしぶりにまったりお正月と、「祝い箸」のこと。
[曇り]
三が日をのんびり過ごすのは何年ぶりでしょうか。ありがたや、ありがたや。
おせち料理をいただくときに、「祝い箸」を使いますが、いつものお箸と違って、柳の木で作られており(柳箸と呼ばれる由縁)、八寸の長さ、真ん中がすこしふっくらしたカタチ(末広がり)をしています。
おせち料理というのはまずは年神様へお供えし、それを下げていただくものなので、使用するお箸も、一方は年神様がお使いになり、もう一方を人が使う(「神人共食」)、ということで「両口箸」とも呼ばれ、両方の先端が細くなっているのだそう。中ほどが太めにできているところから「俵箸」とも呼ばれたり。
大晦日に家長(我が家では父が書いてくれていました)が家族の名前をそれぞれの箸袋に記入し、箸を入れて神棚に供えておくのが習わしで、松の内(1月7日まで)は同じ箸を使うのです。
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