【きもの】ひとの親切に助けられ……。
先日の朝のこと。「バス」を降りてすぐにバッグを忘れたことに気づき慌てて取りに戻ったのですが(終点なのでバスが停留所に止まっていた)、すでにバッグは消えてしまっていました(その間3分)。
そして今日のお昼。「京王線・井の頭線お忘れ物取扱所」より自宅に「バッグが届いています」という電話があったとのこと。親切な女性が、網棚に忘れていたバッグをわざわざ「わすれものです」と、新宿の窓口に届けてくださったそうな。ありがたいことです。
(その後、最後にバスを降りた男性が、残っていたバッグを持って行ったことが判明。書類と本と珈琲しか入っていないバッグの中身に、ショックが大きかったかも……)
それにしても。
バスで置いてきたバッグが、電車のなかで発見されるとは! しかもそのままの状態で。不思議なこともあるもんです。
昨日のわたしは最悪な気持ちでしたが、今日のわたしは親切な人々に囲まれている気分で一日が終わりました。
実は帰りの電車に乗ったところで、持っている荷物が重たくて足元に置くかいなか悩んでいたところ、斜め前に座っていた女性の方に「下においてはバッグが汚れるでしょう。わたしが持ちますよ」と、声をかけられたのです。すでに大きめの荷物をかかえていらっしゃったのに、です。一度はお断りしたのですが「たいへんじゃないですよ。すぐ降りますから」という親切なお言葉に甘え、布バッグ(2つも!)を持っていただくことになったのです。
「おキモノ良いですね」という言葉をきっかけにキモノにまつわるお話をして、幸せな時間を過ごさせていただき、調布でお別れしたのでした。
「思いやる気持ち」を実感した一日でした。
感謝、感謝!
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