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【日常】「紅板締め」の魅力

110811_01 先日、友人の誘いで千葉の佐倉にある「国立歴史民俗博物館」に行ってきました。
展示テーマは[紅板締め - 江戸から明治のランジェリー -]〈2011年9月4日(日)まで/企画展示室/一般 830円〉
「紅板締め」ってどうやって染めるのかしら? 興味津々です。
サイトの展示説明によりますと……、
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江戸時代後期から明治時代にかけて隆盛した「紅板締め」についての展示です。
紅板締めは型板(模様を彫刻した版木)に生地を挟んで染めあげる染色技法であり、京都が主たる生産地でした。その製品は、襦袢・裾除・下着といった女性の内に着る服飾に多用されていました。技法には不明な点が多く、そのため幻の染色とも言われています。

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展示品は、実製品だけでなく一緒に型板(の裏表)も並べてみるできたことによって、企画者が《紅宇伝来の道具類をもとに、制作の工程を示し、いまだ多くのこる技法の謎をひとつでも解明していこう》と試みた成果を目の当たりにでき、その魅力をかいま見ることができました。まあ、なんと言っても、普通は人前にはでない部分(下着や襦袢)に使われたものなだけに、実製品を多数みることができたのもよかったですね。
購入した図録も素晴らしかったです! 興味のある方には、できれば本物をみていただきたいですが、それがムリなら、せめて図録だけでも手に入れることをお薦めします。

もうひとつ、特集展示として妖怪変化の時空が開催されていました。
風聞(ふうぶん)と怪異・妖怪」「歌舞伎の中の怪談・妖怪」「妖怪絵巻の世界」「妖怪絵師列伝」の4つのテーマで、関係する資料を展示していました。そんなに大きくない展示室での展示でしたので、どのテーマも数点ずつの展示ではありましたが、当時の想像力を楽しく拝見しました。
展示資料によりますと、《本館では、2001年に開催した企画展示「異界万華鏡—あの世・妖怪・占い—」を機に、積極的に怪談・妖怪関連資料の収集に乗り出しました。怪異を扱った錦絵や摺物、妖怪本など、江戸時代から明治時代にかけて制作された資料を中心に収集を図り、900点を越える「怪談・妖怪コレクション」に成長しています。》ということだそうですので、こちらの展示も楽しみですね。

以下、オマケ写真は、〈左〉は佐倉駅近くの「洋食dining 茜家」でのランチの様子。ちょっと豪華なコースで友人に内祝いしてもらいました(お気遣いアリガト)。〈真ん中〉は、「佐倉駅」で降りなきゃいけなかったのに、本を読んでいたら、いつのまにか隣りの「大佐倉駅」に着いてました。全然駅前の景色が違うじゃん。で、〈右〉は、船橋駅前の船橋FACE内にある「月の雫」での様子。注文したもの(四種)が一度に出てきて焦った(;´д`)とほほ…。

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 京紅板締め 京紅板締め
販売元:セブンネットショッピング(旧セブンアンドワイ)
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 上州風 26(2007・春) 〈特集〉紅板締めを復元/男のきもの学坊/チンドン屋/館林美術館を遊ぶ 上州風 26(2007・春) 〈特集〉紅板締めを復元/男のきもの学坊/チンドン屋/館林美術館を遊ぶ
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