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【利休百首】に、「釣船はくさりの長さ床により出船入船浮船と知れ」というのがある。出船は、軸先にあたるほうを明り口(光線がさしてくる方)へ向けること。入船はその反対をさす。浮船というのは、海岸へ引き上げた舟か港に碇泊しているようなイメージで、天井から鎖で吊るさず床の上に鎖を束ね、そこへ小さな錨(いかり)でも置いて、船の花入れをもたせかける。我が家の小間で締めると入船になる、ってわけです。
2010年10月 8日 (金) きもの:帯 | 固定リンク Tweet
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